高野山詣2

前回の続き。
高野山町石道から分かれて下山し、南海高野線の上古沢駅に向かっていた。

柿畑を通り過ぎた後は、民家の間をジグザグに下る。
画像
要所に道標があるものの、うっかりすると民家の敷地へ侵入しそうになる。

国道を横断して橋を渡ると、駅までは登り道になる。
画像


上古沢駅。
画像
予定より少し早めに着いた。
九度山駅から、休憩含め4時間弱の所要時間だった。
真田庵も含めて寺社をゆっくりと拝観すれば、このルートだけで十分ハイキングコースとして1日楽しめると思う。

待合で休憩し、おにぎりを食べる。
画像
駅舎は高野山電気鉄道時代のものと思われる古風な作りのもので、小ぢんまりとした木造の待合は大変居心地良い。(私の他、誰も居なかった。)


まだ、時間が有ったので駅の写真を撮る。(この間、「天空」と「こうや号」が交換した。)

入り口の柱に装飾がある。
画像


昔は、シャンデリアでもついていたのかな?
画像
木の部分は薄緑色に塗装され、旧大阪市電から南海大阪軌道線にきた電車の内装を思い出した。

外壁。
画像


上古沢の集落。
画像
背後の山の向うが丹生都比売神社のある天野の集落で、
手前の支尾根を下ってきた。

少し早いが、ホームに入って電車を待つ。
画像
大袈裟な表現だが、斜面にへばりつく様に駅がある。
画像


警報機が鳴り、さっき山の中で聞いたような走行音が聞こえてきた。

こうや号だった。
画像
安全確認、駅員が出て見守る。

画像を拡大すると、手前の標識には滅多に見ない50の数字が見える。
画像


画像
電車は新しくなっても、この光景は何十年変わっていないのだろう。

画像

画像
こうや号は通過せず、対向の各停待ちのため停車した。
鉄道のことはよく知らないが、このような山岳区間では下山側が先に入線、待機することになっているのかな。(山道を歩く人と同じく)

対向の各停発車時刻まで、まだ5分ほどある。
画像


定刻に到着した高野山行きに乗車する。

極楽橋駅からはケーブルカー、高野山駅からは山内バス(南海りんかんバス)に乗り大門に向かう。
画像

画像


画像

高野山駅では、「帰りは混雑が予想されるので、早めに切符をお買い求め下さい。」のアナウンスが構内に響く。

画像

ここからは普通の観光客らしくふるまった。


大門
画像


画像

画像

町石、一町石
画像



根本大塔
画像

蛇腹道
画像
木々も色づき始めた様だ。
紅葉シーズンは、人でごったがえすのかな。

金剛峯寺
画像

屋根の上にあるのは何?
画像

画像


画像


苅萱堂の前で、「笹巻あんぷ」を土産に買う。
画像


奥の院参道
画像


お大師さんへお参りし、奥の院前からバスで高野山駅へ戻った。

バスは奥の院前からほぼ満席で、途中のバス停では積み残し寸前の状態だった。

駅前休憩所で珈琲を飲み、胡麻豆腐を買って帰路に着いた。
画像


余談
子供の頃、法隆寺か東大寺の門前で「そこは踏むな」と親に言われて苦労して門をくぐった記憶がある。
「しきいをまたぐ」との表現があるように、敷居は本来踏むものではないと思っている。
大門には敷居の前後に踏板が敷かれていて、敷居を踏まぬよう跨ぎ易くしてあったが、そこをあえて踏んでいる人を見かけた。
御廟橋からは、撮影禁止の表示があるにもかかわらず、呑気にスマホで撮影される人もいた。
(いずれも外国人観光客ではない。)

この国の人の意識も変わってきた様だ。
画像
この方は、どう思われているだろう、、、。

この記事へのコメント

2015年10月15日 07:00
高野線の山岳区間を、まだじっくりと探求していないのです。
予算と時間の都合で、なかなか踏み出せずにいます。
山深い鉄路からこうや号がレールを軋ませながらやってくる光景は、素晴らしいのでしょうね。

楽しく読ませていただきました。
hm6059
2015年10月17日 10:31
のりさん、こんにちは。
上古沢駅,こんな駅舎が残っているんだと感激しました。
上古沢、九度山駅以外にも、町石道と高野線の駅を絡めたハイキングコースがあるようで、山歩きだけでなく、色々楽しめそうです。

この記事へのトラックバック